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ロンダリング

人によっては嫌うだろうが、ちょっとした政治ネタ

谷垣禎一、イコール、関谷順

「氷菓」を読むか見るかしている人でなければ、このネタの意味は分かるまい(笑)
でも、次の選挙如何で首相の座が射程圏内に入った途端の谷垣おろし。
こんなことしている限り、自民も新しい時代には対応出来ない恐竜政党になりはてるだけじゃないか?
噂の維新については・・・・・・まだよく分からないのと、ちょっと私の嫌いな「経歴ロンダリング」つまり選挙のみを考えたような動きの連中が寄ってきているのが引っかかる。
なので、比例代表で入れることはないでしょうね。
同じ理屈で「国民の生活が第一」もない(笑)
「経歴ロンダリング」狙いの議員を見ていると、ふざけるな!としか思えない。

で、「氷菓」も次の「遠まわりする雛」でおしまいか?
「ふたりの距離の概算」は、アニメ化か映画化・・・・・・いや、少なくとも映画はないか(笑)

氷菓をやっと見た

「氷菓」の氷菓篇をようやく見る。

何しろ、私はアニメ版古典部シリーズたる「氷菓」は途中(原作で言えば「クドリャフカの順番」)から見ていたので、最初の方は見ていなかったのだ。
ふと近場のゲオで見つけ、DVDの1巻から3巻、つまり1話から6話までを一気見。


で、原作既読者からすると、まず1巻の1話2話はちとアニメ的な表現がくどく感じられた。
しかし、それも作り手側にならされたのか?それとも作り方がやや抑え気味になったのか、3話以降はそれほど気にならず。
で、解決篇の5話。

・・・いや、これ、堪えますorz
原作を読んだ時も、ズーンとくるものがあったが、絵にされるともの凄くトラウマスイッチオン。
「クドリャフカの順番」における「天才と凡人の関係」という隠しテーマもヘヴィなものだったが、「氷菓」篇はさらにキツイ。
オチとしては「ダジャレ」なのだが、これについては、まとめサイトにあるこの記述が一番的を得ていると思う。

##以下、引用##


821 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 2012/05/21(月) 00:31:18.39 ID:PjenwIsbP

ただの駄洒落だけど、おじさんがくだらない駄洒落しか残せなかった

学生運動の同調圧力というか、そういう時代背景の真っ暗感が氷菓だと思ってた

祭が終わった途端に夢が醒めたように周囲の熱が引いたあとに、たった一人全ての後始末を押しつけられて

真意をくだらない駄洒落に込めるしか出来ないほどに声を上げる勇気を封殺するような空気の中で

納得したような顔して孤独に学校を去らなければならない

そして本当の首謀者は名前を明かしもせずその後ものうのうと適度な青春を謳歌する

生徒たちは申し訳程度に英雄の称号を自分に与えて

自分を追い詰めた罪悪感すら感じる事なく日常に戻っていく

「駄洒落かよw」で済む話なんかじゃないんだよな

##引用、ココまで##

一番やらかした奴は、表に出ず、別の誰かを表に押し立てて尻ぬぐいを押しつける。
そして、押しつけた側は、そうしたという自覚も罪の意識もないまま、ただ漫然と過ごしていく。
自分の人生を振り返っても、両方の側の経験があるというトラウマが・・・・・・
よほどの聖人君子、あるいは強い人間でない限り、このお話には何か引っかかるものを感じてしまうのではないかなと・・・・・・
主人公達が関谷順という「優しい英雄」の足跡を見つけた時の気持ちは、一体どのようなものだったろう?
その苦みは、これから彼らが歳を重ね、大人になって行くにつれ、重みを増して行くに違いない。

これから古典部シリーズを読もうという人に言っておきますが、このシリーズ、結構「苦い」話が多いですよ。いや、笑える話もありますが(笑)

価値観の相違

さて、プリキュア絡みで世間が騒がしかったりするが

プリキュア好きで何が悪い!新聞見出しに大きなお友達大激怒

まぁ、プリキュア視聴者=悪 或いは犯罪予備軍という見方をする人に関して言えば、

良識と偏見の見分けもつかない癖に識者ぶるバカの言うことなど、放っておけと言うのが率直な気持ち。
さらに言えば、他人の弁当のおかずと趣味には口を挟まないのが、エチケットってやつじゃないか?と思ったり。
ただ、まぁ、それだけでは芸がないので、何かそれらしいことを・・・・・・と思ったが、情けないことに思いつかんorz

なので、別ベクトルで自分の趣味に関して

何かの拍子に、リアルで私の読書嗜好=SF,ファンタジー、ホラー好き がばれた時
これは年配の方(と言っても私もそのグループに入りつつあるがw)に特に顕著なのだが、何だか急に馬鹿にしたような態度をとられることがたまにある。
で、この点については、私もあきらめている節がありまして・・・・・・

というのは、そういう態度をとる方の殆どが、SFならば、クラーク、ハインライン、アシモフはおろか、イーガン、ホーガン、レム、国内作家なら、小松左京や冲方丁、神林長平あたりを一冊でもきちんと読んだことがあるかというと、ほぼない。
ファンタジーにしても、ル=グイン、トールキン、上橋菜穂子あたりだって、殆どの場合、読んだことがない人だったりする。

代表的な「名作」と呼ばれるものを読んだことのない人とは、やはり価値観の共有化は不可能に近いし、さらに言えば、読んだことがあって、なおそういう態度の場合には、尚更共有化できる価値観はないに等しい。
なので、弁明も説得もあきらめている・・・・・・そういうこと。

で、これらをプリキュアに当てはめれば・・・・・・まぁ、言いたいことは分かって貰えるのでは?と思うのですが、如何?

さらにもうひとつ付け加えるならば、
プリキュア嫌悪派にしろ、擁護派にしろ、自分勝手な思想と思い込みを得意満面に語る前に、広島の例の事件においては、少女を救ったタクシーの運転手さんをまず褒めろ!!
善行を為した人を認めないで、自分の思い込みを語るなど、順序が逆だろうに。

仮面ライダーウィザード 第2話「魔法使いになりたい」

今週のウィザード

変身アイテムのテンションがシリーズを追うごとに高くなっていく(笑)
最終的にはどこまで行くのだろう?

今回よりOP公開。
見た時は、ちょっとカブトっぽいかな?と思ったが、後になって考えると、むしろキバに近いかな?と。
まぁ、どっちも「魔力」を使うライダーだし(キバは魔法は使わない)、ドラゴンを相棒にしているし。
あと、殺陣がスタイリッシュさ重視という点でも同じか。
ウィザードの方が、ややカッチョよさを強調している感じか?
中の人は同じだが。

今回にて、なぜウィザードになったのか?が明らかになってましたね。
師匠格というべきか、先代ウィザードとでもいうべき人物も姿を見せたし。
この「先代」がいるという点では、オーズ、キバ、響鬼と同じですね。
三つとも「科学」で変身するライダーではないというところが共通している。

そして、ファントムが、そしてウィザードが生まれることになった「儀式」
果たして誰が行ったのか?
敵幹部が言う「ワイズマン」なのか?
彼らが言う「サバト」とはこの「儀式」を大規模に行うことなのか?
と、ここまで書いて考えたが、ひょっとしたら儀式を行った者にとって、ウィザードという存在もまた「儀式」の目的のひとつだったりして。
つまり「儀式」そのものは、さらに壮大な「儀式」の一環であり、ウィザードの戦い、ファントムの殲滅ですら、その過程のひとつだったりするのかな?と。
そう考えると、あの「師匠」こそが黒幕では?とか・・・・・・まぁ、この辺りのオチの付け方は一年後の楽しみに、ということで。

何であれ、今回のライダーはフォーゼとは異なり、過酷な運命の中で生まれたライダーと言うことで、少し原点回帰に舵を戻した感じか?
「もう誰にも絶望からファントムを生み出させることはしない」
意地の悪い見方ではありますが、役者さんの演技力がそこまで達していない為に見落としがちでありますが、今回のライダーはなかなかにハードボイルドなライダーの予感。
いまのところ、理解者は、小倉久寛演じる骨董店店主と謎の少女コヨミ、そして第一被害者の村上凜子刑事か。
多分、今週より登場の奈良瞬平もその仲間入りはするのだろうが。
それにしても、指輪を見て、晴人=ウィザードを思い出すシーン、どう見ても結婚詐欺の被害者(笑)
ただ、警察内部に理解者がいるという点では、平成ライダーの原点クウガ、そしてアギトを意識した原点回帰の一環なのかな?とも思いました。

今週は、バイクアクション頑張ってました。
まさに劇場版並。
予算大丈夫か?とは大人の浅ましさ(笑)
対したヘルハウンド、デザイン的には宇宙刑事や雨宮慶太映画の怪人みたいだったと思ったのは私だけか?

絶望ギリギリに追い込まれて魔法を手にした晴人
魔法に夢を抱く青年=瞬平、
対象的な二人のお話、来週はどうオチをつけることになるのやら

分かるかな(笑)

Twitterに出したネタ(笑)

#いまどきの若者はしらない タグで


  • ハイバンドベータ

  • VHDプレイヤー

  • エルカセット

  • リバースカセットデッキ

  • アカイ電機

分からない人は、ググル先生に(w

本当は、長岡鉄男とかマトリクス接続とかVM型カートリッジとか入れたかったが・・・・・・
VMカートリッジは、いまでも現役なんだな。
アカイ電機は、昔ここのカセットデッキを使っていたのですよ。
いまは、TEACだ。全く使っていないも同然だが(爆)
アンプはDENONで、SPはJBLのミニモニター。

短編ふたつ

短編を二つあげました。

三十九才

ハッピージャンプ ハッピーライフ

ハッピージャンプは、ブログで下書きをあげていた「ほのぼのインモラル」
まぁ、どちらもダークサイド系のお話ですが、ホラーとはちょっと違うので通常の短編コーナーに。
短い話ですのでよろしく・・・・・・ただし、楽しいお話ではないですが(^^ゞ

仮面ライダーウィザード第1話「指輪の魔法使い」

今週のウィザード

イケメン正義!!

早い話がそういうことですね?昭和の頃から知ってましたww

序盤でいきなり魔法発動でドーナッツ??
と軽くかました後、アクションシーンに突入しつつOPを流す。
なかなかの大盤振る舞いだな。力が入っている。

敵のファントムは、普段人間の姿をした幹部怪人に率いられているのか?
組織形態としては、オーズに近いのかな?

そして、主人公サイドのパートナーは、謎能力の少女と女刑事。
カブトのひよりとディケイド版クウガの女刑事の合わせ技的組み合わせといえないことはないか。

主人公の回想シーンではどうも謎儀式でただ一人絶望しなかった彼が、ウィザードとなる資格を得た様子。
デビルマンの不動明を思い出した。
人間性を喪失しデーモンに取り込まれていく人々の中、ただ一人人間性を失わず逆にデーモンの力を取り込んだ不動明。
操真晴人は、ライダー版不動明なのか?
「俺も中に一匹ファントムを飼っている」という台詞で、余計にそう感じた。
人は心の中に魔物を飼っている・・・・・・その魔物が現実世界に姿を現したのがファントムであり、心の中の魔物の力を自在に操るのがウィザード、ライダーの力と敵の力は同質であるというライダーのルールに従えば、そういう解釈でOK?
となると、ファントムにとって人間は親であるとともに魔力の供給源ということか?
その彼らがゲートと呼ばれる人間を追い詰めてファントムを生ませようとするのは、どういう意図なのかは、これから語られるんだろうな。

「約束する、俺が最後の希望だ」・・・・・・不覚にもかっこいいと思ってしまった

ウィザードのスーツアクターは、今回も高岩さんか。
殺陣のスタイル的には、
ファイズ
カブト
ディケイド
の流れをくむもの。
個人的には、この中ではファイズのそれが一番好きだが・・・・・・
とりあえず、あまりスカしたスタイルもどうかと思っているので、同じカッチョいい系でも、ファイズやディケイドのような愛嬌が欲しいところ(w
カブトは・・・・・・ごめん、あまり見ていないんだ、私・・・・・・
あと、あの指輪はでかすぎるだろ?とか思ったが、玩具展開した時に誤飲防止を目的としているからなんだろうなぁ。

ところで、魔法使いでしかもユニコーンに乗れる・・・・・・つまり主人公は(イカ自粛)

ほのぼのインモラル(4)

さて、その4だ。

ほのぼのインモラル(1)
ほのぼのインモラル(2)
ほのぼのインモラル(3)

############
 去り際にまた背後からドサリと鈍い音。
 死も再生も陳腐化され、町にはローコストな命が溢れていた。


 駅前広場から歩いて十五分ほどの場所にある十階建てのマンション。その八階に私の借りている2DKの部屋がある。
 「ただいま」
 言いつつドアを開けると、視界に入ったのは散乱した部屋。
 誰が犯人なのかは、考えるまでもない。
 嘆息しつつ、奥へ入っていった私を迎えたのは――
 「何だよ、遅えじゃねえかよ」
 半ズボンで毒づく五才にも満たない半ズボンを履いた男の子。
 私の「彼」である。
 「ごめん、ちょっと役所に寄っていて・・・・・・おなか減った?」
 「別に・・・・・・そんなんじゃねえよ」
 ふて腐れたようにそう答える彼だが、これはウソだ。
 いくら中身が大人でも、体が子供であることには変わりない。
 新陳代謝は大人に比べて活発だし、当然空腹感に襲われるのも早い。そして、食の嗜好にしても、どうしても甘いものに偏りがちである。こればかりは、生理的なものなので、どうしようもない。
 「役所の近くでお菓子買ってきたの。いま開けるね。マドレーヌ、好きでしょ?」
 トートバッグから袋を取り出した私に
 「別に、好きじゃねえし・・・・・・」
 と憎まれ口を叩く彼だが、その目はしっかりと菓子袋に食いついていた。間違いなく、空腹のようだ。
 「お茶・・・・・・ううん、カルピス出すね」
 いまの彼に合う飲み物を出す為にキッチンに向かう私の背後で、ガサガサとビニール袋を開ける音。
 「もう!」
 我ながら、苛立ちと気怠さが同時に現れた声になってしまっていたと思う。
 「行儀悪いよ。子供じゃないんだから」
 「悪いな、子供だよ。見た目通りだ」
 マドレーヌを口いっぱいに頬張りながら、彼は私の目を見ることなくそう答える。
 「都合のいい時だけ、子供を主張して・・・・・・」
 いままで何度こうしたやりとりをしたことだろう。
 嘆息混じりな私を見ると、彼はにやりと笑って
 「何だよ、そう落ち込むなよ」
 と言いつつ、私の首から肩にかけて腕を回そうとする。
 大人だった時の彼のお決まりの仕草だった。大人だった時なら、そのまま私の胸にまで腕が伸びるのだが――
 ただ、子供の体ではきれいに回すことは出来ず、私からすれば小さな手が手持ち無沙汰げにぶらぶらとしているのが見えるだけだ。
###############

さて、こいつが片付いたら、可能ならば、読んでくださった方がもれなく近くの壁をぶん殴りたくなるような甘々なお話も書いてみたい。
そう、このお話の小学生バカップルあたりを主人公にして(笑)

閑話休題

「ほのぼのインモラル」は、あくまでも仮題です(笑)

さて、この後、どう続けるか?
一旦、下書きをブログにあげたものの、読み返すと、どうにも子供の下品さ、口汚さが足りない(爆)
もっと、もっと、下品にしなくては(笑)

で、書いていて思ったが、毒が書けない奴は、薬も書けないんじゃなかろうとか・・・・・・
まぁ、大して根拠はない。

録画しておいた「氷菓」第十九話「心あたりのある者は」を今頃になって視聴。
原作では、古典部シリーズの短編の中では一番好きだ。
そして、アニメ版の方は、見ている内に奉太郎が可愛くなってきた(笑)
多分、作中一番の萌えキャラだな(爆)
で、ふと思ったが「クドリャフカの順番」で扱われたテーマ、天才とそうではない者との関係性。

奉太郎、奉太郎姉、生徒会長、安城さん → 天才グループ

里志、摩耶花、田名辺先輩、河地先輩 → 天才に焦がれる人達のグループ

だとして、千反田えるはどういう位置づけになるのだろう?
はっきりとは言えないが、どちらにも属していない気がするのだが。
じゃあ、どういうポジションか?というと、どうにもはっきりしない。

ほのぼのインモラル(3)

第三弾
そろそろ、人によっては不快に感じる描写が出てくるかもです。
まぁ、露骨にグロやエロをする気はないですが。

いままでのものはこちら

ほのぼのインモラル(1)
ほのぼのインモラル(2)

################
 クローンであの”子供らしさ”・・・・・・
 おそらく、であるが、この子(というべきか)は私にその事実を伝えることで、私をがっかりさせたかったのではないかと思う。
 しかし、結果は逆だ・・・・・・
 「そう・・・・・・いいことを聞いたわ。ありがとう」
 女の子の言葉にある確信を抱いた私は多分満足げな笑みを浮かべていたと思う。
 私の表情を見上げた女の子は不思議そうに首を傾げた。
 ああ、それなりに“歳”を重ねても、私の本心までは見えないようね。
 ところで、この女の子はどうしてあの男の子のことを知っていて、なお一緒に居ることが出来ているんだろう。
 ふとそう思った私の考えを読んだように、女の子は離れた場所でボール遊びに興じる男の子の姿を目を細めて眺めつつ
 「あたしさぁ、いまあいつと同じ施設にいるんだよ」
 とぼそりと語り始めた。
 彼を見つめるその目は、友達というよりも・・・・・・
 「以前、というか、リセットする前は、あたしとあいつ一緒に暮らしていたんだよね。あいつ、昔から変に頭のいい奴でさ。何だか、あたしには分からないことで色々と抱え込んでいたみたい。本当、頭がいいくせに変なことで不器用でさ。子供の頃から何も変わっていなかった」
 彼女の語りは、私に聞かせると言うよりも、まるで自分自身に言い聞かせているかのよう。そう、自分自身と彼の過去を忘れないために。
 彼が忘却の彼方に押しやり、彼女だけが抱え込んだ記憶を忘れないための一人語り。
 「子供の頃からずっと一緒で、気がつくと大人になったら一緒に暮らしていた。で、部屋に戻っていたら・・・・・・」
 あとに続く答えは、聞かなくても大体の見当はついた。
 「で、あとは」と彼女は、自分の手首を私に向けて、また乾いた笑顔を浮かべた。これで、彼女がどういう方法で死を迎えたのかが分かった。「まぁ、後追いというやつね。あたしも気が動転していたんだろうね。ただ、遺言であいつと一緒にリセットするなら、同じ施設で、という希望は出していたから、いまはあいつと同じ施設に居るわけ。あたしもあいつも近親者はいなかったから、施設行きなのは見当ついていたしね」
 そう、いまの時代、彼女達のようなケースがあるため、養護施設は本当の意味で身寄りのない子供とリセットして子供になった者達との比率はほぼ同数という状態になっていた。このことは新しい社会問題になりつつある。
 本当の子供と、大人だった頃の記憶を引き継いだ見た目だけの子供とが同じ場所、同じルールで暮らしていると、色々と難しい問題が生じてくるものだ。
 「ただ、あいつが過去の記憶を消しちゃっていたのは予想外だったな・・・・・・でも」と語る彼女の顔には、先ほどまでの乾いた笑顔とは違う柔らかな笑み浮かんだ。「その分、あたしがしっかりしていればいいんだし。いまはちょっとしたお姉さん気分を味わっているよ。あいつを守ってもあげられるしね。本物の子供なんかに負けやしないし」
 「そう・・・・・・じゃあ、いまは幸せなの?」
 私がそう問うと、彼女は「さぁ、どうなのかな?」と首を傾げた。
 「不幸だとは思わないけど・・・・・・ただ、あいつ本当に中身は子供になっちゃったからさ。ちょっとつまんないこともあるよね。股を開いてみせたって不思議そうにしているしさ」
 「ちょっと・・・・・・変なこと、いまから教えているんじゃないでしょうね?」
 私が顔をしかめると、
 「あたしもあいつもろくな育ちじゃなかったからさ。つい、そういうことしちゃうんだよね。一応、気をつけている積もりなんだけどね」
 と言いつつ、舌を出した。その顔が“無駄に”可愛らしい。
 「でもさ、この小さな体でもさ、股を開くとそれなりに“金”になるんだよね。本当、世の中どう変わっても、変態はいるもんだね。いい小遣い稼ぎになっているよ」
 金を出す相手は大人なのか?それとも中身が大人な子供なのか?それは、怖くて聞けなかった。
 私と女の子が語らっていると、ボール遊びをしている子供達の中から泣き声があがった。どうやら、先ほどの男の子のようだ。
 「あいつ、また!」
 声がした途端に、女の子が血相を変えて飛び出していく。どうやら何があったのか、彼女には見当がついているようだ。
 「てめえ!このクソじじい!」
 飛び出した彼女は、猛烈な勢いでやや体の大きな男の子に殴りかかる。
 「二度とするな、って言っただろうが!何してくれてんだ?潰すぞ、こら!!」
 彼女に鼻先を殴られた男の子は、
 「うっせえよ!子供同士の喧嘩に口を出しているんじゃねえよ。ばばあ」
 と倒れたまま、鼻を押さえながらそう抗弁するが――
 「あ?ざけんじゃねえよ!」と彼女は、凄みながら、倒れた相手の股間を踏みつけた。「こっちも子供だろうが?そっちこそ、中身はじじいだろうが?何なら、いまからこの貧相なイチモツ潰して使い物にならないようにしてやるか?あん!?それとも、いまこの場でリセットさせてやろうか?」
 およそ子供同士の喧嘩とは思えない罵倒に私は目をそらした。
 とても嫌なものを見た、と思うと同時に、絶対にああはなるまいとも思った私は、まるで逃げるようにして、足早に駅前広場から立ち去ったのだった。
##################

ほのぼのインモラル(2)

つづきです。前のものはこちら

ほのぼのインモラル(1)

############
 駆け込み・・・・・・そういえば、私自身もそれを狙っている側の人間だとは言える。
 一緒に暮らしている彼との関係に関し、私はいま役所にある届けを行って来たところなのだ。
 今後、彼とどういう関係を続けていくかを決める大事な手続きを――
 考えながら歩いている私の足元にボールが転がってきた。
 そのボールを追いかけて来る男の子の姿が目に入ったので、私は屈み込んでそのボールを拾い上げ
 「はい」と駆け寄ってきた男の子に手渡した。
 「おねえさん、ありがとう」
 男の子は、惚れ惚れするような笑顔で私からボールを受け取ると、ボールを持ったまま仲間の子供達の元に走って行った。
 可愛い男の子・・・・・・でも、私の「彼」の方が可愛らしいかな?
 でも、さっき見せた屈託のない笑み、あのいかにも子供らしい笑みからすると、あの男の子は「本当の子供」なんだろうか?
 そんなことを考えていると、くぃくぃとスカートを引っ張る小さな手の存在に気づいた。
 いつの間にそこに居たのだろうか?
 先ほどの男の子と同じくらいの年格好。小学校に上がる前くらいの女の子がそこにいた。
 「何?」
 尋ねる私にその女の子は、ニッと不敵な笑みを浮かべ
 「ねえ、これ」と指二本をつきだして見せた。「持っていない?」
 何のことか分からず首を傾げる私に
 「あー、分からないかな?たばこだよ、たばこ」
 とふて腐れたように答えた。
 「ごめん、私、吸わないから」
 「何だよ、使えねぇな」
 この口の利き方といい、たばこを求めることといい、この女の子の方はクローンなのだろう。やはり、「本当の子供」とは違う。見た目は可愛らしい子供でも、中身は大人なのだ。いや、ひょっとしたら「老人」の可能性だってある。
 「さっきの子とは大違い・・・・・・」
 私の口からつい本音とも言うべき言葉がついて出る。すると、それを耳ざとく捉えた女の子は
 「あははは・・・・・・」
 毒々しい、およそ子供らしくない乾いた笑い声をあげた。
 「そうだね、そりゃ、そうだ。あいつは“子供”だもんね」
 「そうね。“本物の子供”はやっぱり違うわ」
 「“本物の子供”・・・・・ねぇ・・・・・・」
 女の子は、呟きながらもなお笑いをやめない。
 「ねえ、嬢ちゃん」
 女の子は挑むような目つきで私を見上げる。それにしても、いまの私、三十にもなろうかという私を捕まえて「嬢ちゃん」呼ばわりとは、この子は本当は“いくつ”なんだろうか?
 ピンクのカーディガンにエンジ色のミニスカートに白いハイソックス。見た目だけなら、とても女の子らしい装いだと言えるが――
 「いいこと教えてあげるよ。さっきの子、あいつ、あたしと同じ“歳”だよ」
 女の子が続けて言った内容に、私は目を丸くする。その私の反応が面白かったのか、女の子はまたニヤリと口元を歪めた。
 「あいつさぁ、リセットする時、過去の体験記憶は消してくれって遺言に残していたんだよね。で、お役所も律儀にあいつの記憶、全部消しちゃって、いまじゃあの通り、普通の子供と変わらないってわけ」
#############

今週のフォーゼ(8/26)

今週の、そして最後のフォーゼ!!

友子ちゃんのメイクが薄くなって美少女ぶりがはっきりしていたのは俺得!!

と、そこかよ!と突っ込まれそうですが(笑)

結局、フォーゼって、ライダーであり、同時に学園ドラマだったのだなとそれを再認識させてくれた最終回でした。

フォーゼ、メテオとも最後に決めたのは「ライダーキック」
メテオは、ライダーキックから生身の朔田流星としての勝利を描き
フォーゼに至っては、全ステイツ、しかも劇場版のロケットステイツとその必殺技まで駆使する徹底ぶり。
エレキステイツのライダー百億ボルトシュート、久しぶりに見た♪
さらには、サジタリウス(理事長)とのライダーキック合戦から体育館でのフォーゼ必殺技の原点(!)ライダーロケットドリルキック!!
いや、「ライダー」であることに拘ってくれたのだなとファンにしてみれば嬉しい限り。

そして、「卒業式」
「この支配からの卒業」ですね、分かります。
理事長の暗躍に苦しめられたライダー部ですが、同時にこの方がいなければなかった出会い。
だからこその「感謝」なのでしょう。
感謝し、さらに乗り越える、これが若者の大人に対する礼儀ということか。
あの体育館での最終決戦パートは、いかにも舞台劇出身の中島かずきさんらしいといえばらしい。
ひょっとして、このラストがあるからこそ、主人公の弦太郎をヤンキールックにしたのか?
だって、卒業式で恩師にライダーキックって、これお礼参りじゃ・・・・・・
でも、ライダー部の皆、理事長への感謝は良かったが、その感謝の念を少しは校長に・・・・・・
考えてみれば、弦ちゃん、ハルカ先生や大杉先生まで「ダチ」にし、理事長とも「ダチ」になってしまったが、校長とはとうとう最後までダチになれなかったな・・・・・・しかし、校長はあの扱いで良い(笑)

最後の職員室は、園田先生を除く天の川学園高校主要メンバー勢揃いでしたね。
ハルカ先生の再登場は嬉しかったが、大杉先生をフォローする前に放った寸止めハイキックが謎だった。
いや、あのアクションで視聴者に存在を思い出させようとしたという演出意図は分かっているけど(笑)

賢吾君の正体は衝撃的でしたが、最後は生き返って良かった。
改心(?)した理事長のおかげなので別に突っ込もうとも思わない。
考えてみるに、賢吾君と理事長というのは、弦太郎という存在を軸に考えるとカードの表裏の存在でもあるんですよね。
受け入れてくる者のいなかった孤高の理事長と、弦太郎に全てを受け入れてもらえた賢吾。
そう考えると、我望理事長は哀れだ。
で、大人サイドでフォーゼを見ると、理事長と賢吾の父歌星縁郎が対極で、江本教授はその両者の中間的な存在。
次世代のことを考えた賢吾パパと江本教授、自分のことだけを考えた理事長。
ゾディアーツが我望の我欲の結晶なら、フォーゼドライバーは次世代への架け橋。そしてメテオドライバーは、その架け橋(フォーゼシステム)の守り刀ということになるか。
ラスボスの名が「我望」とは、よくも名付けたものだ。

最後に突っ込みどころを・・・・・・

結局、M-BUSに飛ばされた園田先生やカニさんや牡牛座さんの回収は?
・・・・・・って、コスミックステイツを使えば出来ないことはないか・・・・・・

理事長への資金提供者って、財団Xだった筈。
理事長が去ったとなると、いよいよ彼らが本格的に経営への介入を始めるのでは?
ライダー部の仕事はまだまだ終わらない?今度は巨大資本が相手だ、ガンバレライダー部、俺は金は出せないが(爆)

結局、プレゼンターって最後まで片鱗すら見せなかったな。
銀河の彼方に居る超知性体・・・・・・それって、ガッチャマンの総裁エ・・・・・・いや、何でもない(^^ゞ
このあたりのことは、MOVIE大戦で語られると信じよう!!

仮面ライダーフォーゼ、一年ご苦労様でした。そしてありがとうございました。

ほのぼのインモラル(1)

参加している「書き込み寺」企画用として考えていたが、どうもテーマからはそれそうだ。
それでも、思いつくまま、とりあえずじわじわと仕上げてみようと思う。
タイトルはまだ未定。

#######################
 駅前の広場は、子供達でいっぱいだった。
 キャッキャッとはしゃぐ子供達の声を聞いていると、何だか弾んだ気持ちになってくる。子供は可能性の塊だ。どういう大人になるのか、いまの段階では想像できない。例え、彼らの子供時代が何度もやり直されたものでも、だ。


 昔、この国は少子化に悩んでいた。
 当たり前である。
 子供を育てるのに適した環境を、社会が供していなかったのだから。
 そのことを社会、国家が認識、反省し、体制を大きく見直したのが数十年前のこと。
 しかし、その時には、全てが手遅れになっていた。
 同時進行で超高齢化社会が到来してしまっていたから。
 少ない若年層に頑張って貰うには、もはや何もかも手遅れだったのだ。
 しかし、そこは技術立国。
 問題点をテクノロジーによってカバーすることに成功した。


 ひとつはクローニング。
 西欧圏では禁忌の技術とされていたこの技術も、この国ではそこまで大きな問題とはならず、独特の進歩を遂げていた。
 ただ、クローンは所詮は複製。
 できあがった複製の体は、あくまでも塩基配列に基づいたコピーに過ぎず、タンパク質の塊に過ぎなかった。その体を動かすソフトウェア、古来より「魂」と言われるものは作り出せなかったのだ。
人間の手では「ガフの部屋」は手に入らなかった。


 そこで登場したテクノロジーがDNAコンピュータである。
 と言っても、本当に塩基配列だけで動くコンピュータというわけではない。
 実際には、人間の塩基配列に近い塩基素子コンピュータと電子デバイスとの組み合わせによって演算処理を行うコンピュータであり、これは実用化の目処が立つと同時に猛烈な勢いで小型化が進んだ。
 結果、それは人間の体内に納めされるほどの大きさにまで小型化され、いまに至る。
 小型化と人体へのインプラント、それは先ほど述べたクローニングにおける問題点の解決のためである。
 「ガフの部屋」は手に入らなかった。ならば、元からあるものを利用すればいい。
 人体に埋め込まれたDNAコンピュータは、本人の脳とともに情報をため込み、処理していく。完全なもう一つの脳として。
 そして、本体が寿命を迎えた後、DNAコンピュータは取り出され、新しい体に移されるのだ。
 新生児となった体に。
 いままでの人生の経験値とともに。
 人格というソフトウェアとともに。
 まさに人生の再生である。


 こうして、二つのテクノロジーを両輪として、町には子供が溢れるようになった。
 同時にこれは実質的な「不老不死」の実現でもあった。
 故に、現代では人の命の価値は著しく軽くなった。
 グシャリと嫌な音が近くでした。
 また、駅ビルからの飛び降り自殺のようだ。
 最近、とみに増えている気がする。
 その為か、周りで騒ぐ人はいない。
 発見した駅の職員だろうか?まだ二十歳そこそこ(と言っても多分実年齢はかなり高齢)と見える青年が、露骨に嫌な顔をして、携帯電話を操作している。死体処理を関係機関に依頼しているのだろう。
 何か特別な事情でもない限り、死体からはDNAコンピュータが抜き出され、また新しい体に移される。
 そうして、新しい人生を再スタートさせるのだ。
 このところ、このリスタートを狙って、意図的に人生をリセットする者が増えてきた。政府の方でも問題視し始めており、意図的なリセットに対しては何らかのペナルティを科すべきという声もあがり始めている。
 そのせいか、「駆け込みリセット」とでもいうべき自殺が増えているのだ。
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仕上げたものを、アイオンか13号の続きと一緒にアップできればいいが

ミュージアム(風都のあれとは違う)

今日行ってきたところ

九州国立博物館 特別展「美のワンダーランド 十五人の京絵師」

いいことか悪いことか分からないが、あまり混んでませんでした(爆)
しかし、若冲や応挙の絵を見ていると、現代のアニメ・漫画絵の源流を見る気がしますね。
・・・真面目な日本画愛好者からは、思いっきり怒られそうですが(^^ゞ
帰りに若冲の色紙と色紙用のスタンドを購入。
ミュージアムショップに「おたべ」があるのには笑った・・・・・・いくら、京都絡みだからって・・・・・・

ポチってしまったのは先週のこと

先週、またポチってしまいました。

いや、ニコニコ動画を見ていて、気に入ってはいたのですが、第六話の「パイオニアアノマリー」にまつわるお話を視聴して購入確定!!
で、どうも金沢某氏もポチった様子www

孔明の罠に・・・・・・って、俺もジャンorz
原作小説はとりあえず一巻は購入したが、まだ未読。
まだ、まおゆうや小川一水やグレッグ・イーガンが控えているのだよ(爆)
ああ、そうだ。肝心の自サイト作品、アイオンや十三号も手をつけなくてはな(^^ゞ
いまは、アイオンに注力している状態。
書いている途中で、「ハイブリッドAI」というアイディアを思いつき、色々修正しているところ。
十三号は、ストーリーが破綻しようとも、バトルシーンのカッチョよさを、と思っていたが、アイオンは、ストーリーが破綻しようとも、今度はアイディアを押さえることはせず、登場人物もリミッター解除でガンガン入れてみるというのが、作者的テーマ。
更新時には、アイオンの続きと短編orショートショートもつけてアップしたいと思っている・・・・・・思っているが・・・・・・どうか?

うまくいかなかったら、私のことを

・特撮にうつつを抜かしているから
・ブログやツィッターをやっている暇があるなら
・にわかプリキュアンの分際で!
・キュアマリンは、お前の嫁じゃないぞ!
・ピカピカピカリン・・・・・・って、お前の脳みそだよwww
・PC買い換えても、宝の持ち腐れだな、ざまあwww

とか言って、なじってくれても構わない(キリッ)