「イヴの時間」劇場版(ブルーレイ)見ました。
人間とロボットの関係をテーマにした本作
SFとしては、色々な作家さんがチャレンジしてますが、何というかいい意味で日本的なアプローチなのかなと・・・
比較的近年の作であるなら、瀬名秀明さんの「ハル」やスピルバーグの映画「AI」に近い雰囲気。
近未来、ロボットが普及して久しく、アンドロイドが普及して間もない時代・・・が舞台。
その次回の(おそらくは)日本の片隅にある「イヴの時間」・・・店内では人間とアンドロイドを区別しない特別なルールをしく喫茶店が舞台です。
何となく、作っている側も人間とアンドロイドとの関係性を模索しているような印象。
「その時」が来なければわからないことではありますが、いずれ来るかもしれないその時代、やはり人に近づいた機械の存在は、人の社会に何がしかの変革を余儀なくしてしまうのでしょうかね?
願わくば、人間とアンドロイド、双方が互いを思いやれる関係を作れれば・・・そんな結論のようにも思えました。
実際は、人間同士でもそうした関係性を作るのは存外難しかったりするのですが・・・
作中の場面切り替えなど、CGアニメの美点をうまくついて作りこんでいる印象。
ご覧になるのなら、是非ともブルーレイでの視聴をお薦めいたします。
東京近郊の方なら、まだ劇場の大スクリーンでの鑑賞が可能かも。
本作は、ウェブアニメとして公開されたものですが、ニコニコなどではまだ視聴が可能なようですので、別に購入しなくても見ることは可能なはずですので、そうしたアプローチも可です。
もともとは、短編のエピソードからなる本作。個人的には主人公リクオ君のピアノにまつわる話とテックスの話が好き。
あと、最近イカ娘などでもつくづく思ったが、声のキャスト陣がきちんとお芝居できるうまい人たちで固められていると、何だか安心して鑑賞できまする。
ところで、うちにも劇中のサミーのような心優しいハウスロイドを(爆)
で、予告編