以前から読んでいた「高杉さん家のお弁当」4巻が出ていたので入手。
ほぼ同時と言っていいタイミングで、これも入手
「これは恋のはなし」・・・よく行く大型書店でPOP(作者の方の自作らしい)を見かけていたので、以前から気になっていたのですよ。
で、このふたつの作品、意識していたわけではないのですが、いずれも独身の(やや駄目な)大人の男が、少女とふれあう話なのですが、最近この手のジャンルが活発なのだろうか?映画化された「うさぎドロップス」も、これらの話にカテゴライズされるようですし。
どちらの作品も、もう少し落ち着いたら感想モドキをあげたいと思いますが、この種の作品といわゆるロリコンものとの違いって、かの川原泉先生が、「あの子の背中に羽根がある」(「レナード現象には理由がある」収録)で記していた名ネーム
理解せよ
得心せよ
変態は自分の事しか考えない
まず先に相手の事を考えられる人は絶対に変態とは言わないんだ
その両者の間には百万光年以上の隔たりがあるって事を
理解せよ
得心せよ
これに尽きるのだろうなと。
「高杉さん-」でも「これは恋の-」でも、おっさん、少女ともに、まず第一に相手のことを考えているわけで・・・いや、まぁ、「ファンタジーなんだから、きれい事なんだよ」と言ってしまえばそれまでなんですけどね(汗)
でも、相手のことをちゃんと考えてあげられるのは、ひとつの強さであることには違いあるまい。だから、これらの作品でのおっさんも少女も凜として見えるのだ。