こちらは、高賀神社もそうなのですが、藤原高光の鵺(ぬえ)退治の伝承とつながりがあります。そして、どちらも祀っているのは「虚空蔵菩薩」・・・神社なのに・・・と思ってしまいますが、神道と仏門が明確に分かれたのは明治以降ということを考えれば、アリか?というより、このあたりの曖昧さこそが、日本人の宗教観の真骨頂。私はこういうあいまいさというか、いい加減さが大好きだ(笑
そして、前のエントリで「うなぎ」のこと書きましたが、種明かしはこういうこと。
ここの絵馬も撮影したのですが、絵馬にはもれなく「うなぎ」が書いて(正確にははりつけて)あります。さすがに、人様の願い事が書いてあるのでアップはしませんが・・・
私が、ここに来る直前、うなぎを食べなくて正解だったという意味がおわかりいただけたしょうか?
この星宮神社、先ほど訪れた高賀神社以上に山深いところにありました。
なんだか、響鬼さんが奥で鍛えていそうな雰囲気です(特撮的心象)
円空の資料館は、ここに併設されている美並ふるさと館の中にあります。円空さん以外の展示物もなかなかに興味深かったですよ♪特に、昔の山の人々の暮らしぶりには興味深いものがあります。そして・・・文明社会に感謝。
当初の予想よりも、カーナビのおかげで時間の余裕ができたので、あと一か所。
日本まん真ん中センターに。
ここには、円空研究センターがあるのだ。
そう、私は日本のまんなかで円空を愛でてきたのだ・・・し、失礼しました(汗
展示物などは特に目新しいものはなかったのですが、とりあえず「真ん中」なので満足です(笑
最後に、帰路「関市」を通ったので、こちらに寄りました。
刃物の直売センターです。
そして、衝動買い(爆)
お値段は・・・レンタカー代(返却時の精算含めて)よりもちょっと高かったです。
以下は、おまけ
最近、配信で追いかけている「宇宙をかける少女」のヒロイン「獅子堂秋葉」。
この名前、アキハバラにかけているのかと思っていましたが、円空さんの作品に「秋葉大権現」があるのを見てふと・・・
「山の中腹にあって、火守を司り、乱を鎮めるとされる秋葉大権現・・・騒乱のただ中に巻き込まれ、これを収める役目を負う羽目になった少女の名前は、この神からつけられたものなのか?」と。
いやまぁ、今回のツアーには関係ない話題だし、考えすぎなのかもしれませんが。