スピード・・・と言っても、沖縄アクターズスクール出身のアイドルユニットのことでも、キアヌ・リーブス主演の映画でも、昨今問題のドラッグでもなく(当たり前だ)
「速さ」としてのスピード。
いや、ネット上のお話で「文章を書く上で大事なこと」という部分で、何を重視するか?ということで。
勿論、技術論やちょっとひねくれた叙述上のポイントのお話などもあるのですが、私個人が現在ブログで展開してるお話などで重視しているのは「スピード」です。
要は技術的な部分で、ある一定の水準に達しているのなら、後はスピード勝負ではないかなと。
例えば、プロの執筆家ならスピードは、直接収入に影響する話になるので当然なのですが、私のようなヘッポコ素人でもスピードは重要だろうと。
どういうことかというと、これこれこういうお話が書きたいとなり、実際に書き出す。
そして、実際につむぎだされた自分の言葉が、全体を通して、語りたい物語と合致しているか?書く速度が速ければ、それだけ確認しやすいのではないかと。
要は、イメージだけなら、誰でも脳内で傑作を作れるが、それが実際に「形」になっているか?もう少し謙虚な言い方をすれば、作っている作品が自分のイメージに多少は近づいているか?
私の場合には、頭が悪いので(笑)、概念でなく、実際に形にしないとそれを確かめることはできないのですよ(^^ゞ
言っておくが、私の文章が一定の水準に達しているとかそういう意味ではないぞ。
頭の中のイメージだけ、アイディアをまとめたメモだけ、プロットをまとめたノートだけ・・・
では、作品の形はなしていない。
そこにどんな斬新なアイディア、崇高な精神、高尚な理念を持っていようと、実のところ「絵にかいたモチ」にも、「ネタ咄」にも達していない。
やはり、何らかの「形」にしないと、それは作品とは言えない。
それを確実に「形」にしていく作業では、スピードは実に重要な要素ではないかと。
一般論として語るつもりはないですが、うまいと言われている人には、「早い」人が多い気もします。
重ねて言うが、「スピード」はいま現在の私の個人的なテーマであって、一般論、技術論として語っている気はありませんので、念のため。また、「スピード」が本当に重要な要素だとしても、それはあくまでも大事なことの一要素に過ぎないのでは?と。
それに、ここでいうスピードを身につけたとしても、実生活や現実のビジネスでは、役に立たないスキルだと思います(笑)
最後におまけ「Memorial Apricot Pie」に出てきた必殺技。資料はこちら
特に、真空地獄車の方は、解説付きだ(笑)
☆咲耶 Eメール URL
物書きとしてのtokuさんの矜持が感じられる文章ですね。
我が身をかえりみると冷や汗ものですが。
脳内で完成している物語も、読者さんに読めるかたちに書き表されなければなんの意味もないわけで、とくに長い物語を完成させるためにはスピードも必要だと思います。
今はともかく、書き続けること、立ち止まらないことをこころがけてはおります。