例によって面倒くささ丸出しの感想まとめ(笑)
横道世之介、年明け早々映画版公開ですね。
某ミニシアターで予告編を見て読んでみました。
映画予告で語られているほど、世之介くんはお人好しではないですよ(笑)
あくまでも、九州から東京に出てきた普通の大学生で、普通程度の好青年です。
その世之介くんと色々な人達との一年にわたる交流の記録。
勉強して、バイトして、サークル(サンバ)して、友達を作って、恋をして、そんな一青年の記録です。
それだけに読んでいてクルものがあるが、ラストにはやられた!!
あのラストは卑怯ですよ、作者様・・・・・・
ということで、絶対にラストからは読まないこと。
風評破壊天使ラブキュリ
作者の大和田秀樹は、私にとって「ガンダムさん」だったり「大魔法峠」の人だったりする。
その大和田秀樹が、昨今の福島にまつわる風評被害に切り込む(私にとっては)問題作。
反原発も原発推進派もとりあえず一読をお薦めする。
勿論、反原発の立場の人から見れば、これだって「推進派のプロパガンタだ!!」ということになるかもしれないが、それでも読んでからその言葉は口にするべき。
ただ、福島にまつわる様々なことが、第三者的な目でみれば、いかに無自覚に人を傷つける言葉となるのかを知るべき。
そう、私がこれで自省したくらいには。
人類は衰退しました 妖精さんたちのじかんかつようじゅつ
今回は、主人公の「わたし」と助手さんとの出会いのお話。
少々哲学的な内容ですよ。
要は「人が人である」とはどういうことなのか?との問いかけ。
「助手さんが助手さんとして存在しているとはどういうことなのか」を二話かけてじっくり描写しています。
その為に「わたし」は、時間を何度も時間を飛び越える羽目に陥るのですから・・・・・・バナナの皮に滑りながら(笑)
実際、市場での評判とか売り上げとかがどうなのか知りませんが、私はこのシリーズ好きですよ。
おまけでついている「人間さんの、じゃくにくきょうしょく」では、しっかりフリーザ様が出てましたし(爆)
いや、まさか、ガンバの大冒険で、ドラゴンボールになっているとは・・・・・・何を言っているか分からないと思うが(以下略
”朝顔”ヒカルが地球にいたころ
シリーズ的には6巻にあたるお話。
今回の攻略対象は、アホちゃん朝の宮と学園内で呼ばれ畏れられる生徒会長の斎賀朝衣。
ファンの間では、アホちゃん朝ちゃんと呼ばれる難攻不落のキャラ。
その朝ちゃんがヒカルと生前かわしていた約束を、主人公赤城是光が果たすという感動ストーリーなのに、台詞が笑えるという不思議なバランス(笑)
一番キタのは
「大声出したら河童が逃げるでしょ!」
「だいたい宇宙人との交信というのはテレパシーで呼びかけるもので」
「簡単に言わないで。テレパシーには精神統一が必要なんだから」
これがクライマックスでの台詞という(笑)
こういう風に書いておけば、何のお話か分からなくなるな(爆)
しかし、野村美月という作家さんは、可愛らしい女性を書かせるとうまいですね。
で、ヒカルシリーズって、MADがあったんですね。
ところで、若紫や末摘花や花散里まで出した以上、明石と藤壺も出すんだろうな? > 作者様
次は「空蝉」だというが、主人公の母親絡みのトラウマもどこかで解消してあげて欲しいもんだ。
あと、昨今はラノベのアニメ化、ドラマ化が激しいが、これは出来ればしてほしくないな・・・・・・嫌な予感しかしない・・・・・・
レ・ミゼラブル見ました。
文句なしの大作です。
キャスト、演出、スケールともども文句なし!!
ただ・・・・・・これは私がねじくれているせいでしょう。
キレイにまとまり過ぎや・・・・・・いや、原作がそうだからなんだけど(笑)
まぁ、そういう部分を見る映画じゃないし。
で、これを見て改めて思ったのですが、私の場合、ちょっとひねくれたミュージカルが好きなんですね。
「ロッキーホラーショー」とか「コーラスライン」とか・・・・・・