捕鯨を打ち切るなら打ち切るでいいが、今回のパターンだと、日本に対しては暴力的になりさえすれば、何でも要求が通るぞということになる(なりかねんではなく) あの海犬どもに何がしかのツケを払わせてから、記事の内容を検討すべきでは?
記事の内容では、順序が違うと言いたい。
ムーディーズ、日本国債の格付け見通しを引き下げ
格付け会社がいかに信用できないか?マスコミの記事を読んでいると、サブプライムやリーマンショックでの教訓が全く生きていないことにがっかりだ。例えば、リーマンショックの直前まで、破綻したAIGを高いランク付けしていたのがどこなのか、皆忘れたのか?そして、記憶の中の時計の針をもう少し過去に戻してみると、サブプライム問題が広く知られだすその少し前、格付け会社による日本国債の格下げが話題になったのだが?
安く評価された日本債がその後どうなったか?
リーマンショックがとどめを刺した当時のアメリカ金融に、どれだけ日本資本が出資する羽目になったか?つい、この間のことなのだが?
陰謀論じみてくるが、ここで日本債が安く買いたたかれ、その安く買った日本債が大きな意味を持つとしたら、再びどこかでバブルが弾けた時。それはアメリカ市場かもしれないし、それこそ中国或いは、インドなどの新興国市場かもしれない。ウォールストリートでゴードン・ゲッコーが言っていたが如く、常に経済はバブルを指向するのかもしれない。無論、それまで日本経済がもってこそ意味が出てくる策ではあるが。
ひねくれ過ぎだといわれるのを承知で言うと、格付には
高格付け=評判が良いうちに(プロたち以外のアマチュアに)引き取って欲しい銘柄
低格付け=悪い評判を広めて、(プロが)安値で買い集めておきたい銘柄
という意味がある気がしないでもない。