新年あけましておめでとうございます。
新年一発目どころか、退院後初めてのエントリです。
かなりひさしぶりなので、順番に行きましょう。
とりあえず、いまさらですが2013年の総括もどき。
(1)退院
退院は、12/19でした。
かなりヘロヘロでしたが、何とか家に帰り着きました。
入院中は、絶食療法ということで10日間くらい何も食べずに首に刺したカテーテルから栄養補給。しかし、我ながらまともじゃないなと思ったのは、その間まったく何も食べたいとは思わなかったこと。
それでも10日間ほどしてから流動食から初めて徐々に食事のウェイトをあげていって何とか・・・というところ。
問題は、いまだに食事が摂れなくなった原因が分からないこと。
また、入院までの経緯についてはいろいろ思うところがあり、この件はまた・・・
ただ、同じ市内とはいえ、病院の場所は私の行動範囲外で知らない場所だったため、試験外出時に適当なバスに乗って最寄のJRの駅に行くつもりが危うく某登山口に連れて行かれそうになった(笑)
仕事には、1/6から復帰します。
(2)オフ会
昨年(2013)は、書き込み寺のオフ会が福岡で開催され、私が幹事を務めさせていただきました。
ただ、(1)の入院の経緯にあたる体調の絶不調の時期でもあり、あまり幹事らしいことは出来ませんでしたorz
参加していただいた方々にはこの場にてではありますが、お詫び申し上げます。
本当は私も某氏と一緒に夜の中洲に繰り出したかったんだよ(笑)
(3)オーディオ
退院を契機にオーディオの虫が復活しました。
で、手持ちのコンポを久しぶりに動かしたら・・・色々とショックなことが(笑)
この件についての詳細は、またの機会に譲りますが、とりあえず、CDプレイヤーとレコードプレイヤーとチューナーは「死亡確認」でありました。
(4)見たもの
アニメについては、猫も杓子も「進撃の巨人」と「キルラキル」を推しているので、私的には以下の二作品を推しておきます。
アルペジオに関しては、原作も読みましたがあの作者は頭がおかしい(笑)
アニメ版は、原作とは明確にストーリーの流れを変えていましたが、原作改変した作品としてはかなり成功した部類かと。
あと「艦これ」どうこういう人がいるが、アルペジオの方が先だからな(笑)
ログホラは某ソードアート何チャラを速攻で切った私にとっても面白かった。
多分、主人公が俺TUEEEE!!系でなく、現実的に周囲との関係を構築しながらことに当たるタイプで登場人物がそれぞれキチンとものを考えているのが分かる内容だからでしょう。
(5)読んだもの
これについては、色々言いたい事がありすぎるのでちょっと変わったセレクトを・・・
ズバリ!!印象に残ったけれど、人には推薦出来ない本(爆)
ミスミソウ(押切蓮介)
とにかく鮮烈・・・そうとしかいえない。
密閉された環境で育った「悪意」の恐ろしさと、それがもたらす運命の悲しさよ・・・
捨て猫という名前の猫(樋口有介)
永遠の38歳「柚木草平」シリーズものの9作目。シリーズとはいえ、これ一作でも物語への理解には問題ありません。
この作品では「悪意」が問題ではなく、ただ作中の大人たちが自分の欲求を最優先し、身近にいる子供たちを顧みなかったことによって起こる悲劇。
作中の事件により、秋川瑠璃と青井麦という二人の少女の辿る運命が悲しすぎる。
その二人の悲劇を受け、金の為と言いながら、青井麦という少女の為に奮闘する柚木草平の姿が唯一の救いか。
両作に共通するのは、読後に引きずる・・・というか鬱方向に引きずられる後味の悪さです。でも読者に目を背けることを許さない作者サイドの静かな情熱。「ミスミソウ」の方は、作者様の情念を感じさせられるし、「捨て猫ー」の方は、作者様の「世の大人社会」への静かな、しかし強烈な怒りを感じる。
とこんな感じ(笑)
2014年は、とりあえず「入院しない、手術しない」を目標にすごしたいと思います。