今週のウィザード!!
凛子ちゃんのサンタ姿のイケてなさが私的にはツボwww
今回が年内最後の放送。
ということで、いつもの二話完結のスタイルではなく、第一話以来の一話完結スタイル。
年末年始の放送休止はまたがせないぜというストーリー構成様の粋な計らいです。
実際、脚本も構成担当のきだつよしさんでしたし。
しかも今回はなにげにクリスマススペシャルな回。
結構、サービスポイント満載です。
そして、フェニックスさんというキャラクターの便利さを再認識した回(w
年末年始の防犯キャンペーンでサンタコスプレの凛子刑事をからかいながらも、晴人達が出会ったゲート=金髪頭の青年、達郎。
その達郎を狙うのは、我らがフェニックスさん。
一度は晴人(フレイムドラゴンスタイル)に敗れたとはいえ、復活しパワーアップを遂げたフェニックスさん。
フェニックスさんの狙いは、ゲートである達郎よりは、むしろ晴人。
ゲートを絶望させるのがファントム達の目的ですが、フェニックスさんにとっては晴人に敗北を味合わせるための手段のようです。
・・・・・・エライ奴に目をつけられてものですが、これもまたヒーローの宿命。
一方、護衛を申し出る晴人達を邪険にしながら、黙々と複数のバイトを掛け持ちする達郎。
その目的は、自分が育った養護施設の子供達へのプレゼントを用意するため。
養護施設「つくし園」に迷惑ばかりかけてきた自分が、子供達の「希望」になれるクリスマス。
それが達郎の希望だと。
その達郎の希望も、晴人とフェニックスさんとのバトルの余波で台無しに・・・・・・
それにしても、フェニックスさん、強すぎです。
フレイムドラゴンのドラゴンブレスも通用せず。
何とか、フェニックスさん未体験のウォータードラゴンで退けます。
でも、フェニックスさん、次に対戦する時は、このウォータードラゴンも通用しないんだろうなぁ・・・・・・
で、ふと思ったのですが、フェニックスさんがやたらと晴人に突っかかるのは、彼がウィザードと対立する側だからとか、バトルマニアだからとか、ア○だからとかいったことも勿論あるのでしょうが、ひょっとしたら別の狙いもあるのでは?と
というのも、彼は死と再生を繰り返す度に強くなるサイヤ人仕様のファントム。
晴人と何度も戦うことによって、自身の力を高め、最終的にはメデューサ姐さんへの下克上を企てているのでは・・・・・・とか。
だったら「魔法使い、次の手品を楽しみにしているぜ」という台詞も思い意味を持つことになる。
でも、言動だけをとれば○ホ丸出しだからなぁ・・・・・・まぁ、この推測の答えはいずれ出ることでしょう。
野心家なのか、バトルマニアのア○なのか?
で、今回は一話完結ということで、アンダーワールド戦もあり。
今回のバトルで気づいたが、アンダーワールドでウィザードラゴンを使ったキックストライクって、実はキック→ドラゴンのかみつきと二段攻撃にもなるのですな。
フレイムドラゴン登場回では憎まれ口を叩いていたが、ドラゴンさん、晴人にやたらと協力的だなww
そのドラゴンさんの力が使えるからこその晴人の強さなのですが、ひょっとしたら、ワイズマンは晴人を何かに利用する気で、このドラゴンの強大な力も狙いのひとつなのかも。
ドラゴンさんの強さって、他のファントムさん達と比べても図抜けてますし、別の物語ではドラゴンって神に対抗しうるほどの数少ない強力なモンスターの一つですからね。
何度も書くが、ウィザードのテーマは「絶望を希望に変える」
今回も、無事達郎を絶望から希望あるエンディングに導いていました。
サンタクロースの謎の登場と謎の指輪という「奇跡」に頼ったいままでの地に足の付いたエンディングとは違った、いささかずるい手ではありますが、まぁクリスマススペシャルと言うことで(笑)
しかし、放送休止を睨んで年末年始にエピソードが跨がないようにするお話作り。
クリスマススペシャルということで、いつも以上に気合いの入ったアクション。
そして、凛子ちゃんサンタのイケてなさ(爆)
相変わらずスタッフのうまさを感じます。
最後に、「つくし園」の園長さん=小倉一郎さんは、「仮面ライダー555」で極悪な音楽大学の教授を演じたベテラン俳優さん。
あの時は、オウルオルフェノクでしたね。
才能ある若者に絶望を与える悪のオルフェノク。
多分、555本編でホースオルフェノクこと木場さんにやっつけられた後、使徒再生で心正しい真人間に生まれ変わったに違いない。
そのオウルオルフェノクだった人が、ウィザードではゲートの達郎に救いと希望を与えたというのは実に興味深い。