オーディオねたが続いたので、ちょっとエンタメねた。
映画は年末に二本見ました。
武士の献立
見ている間、腹が減ってきた(笑)
いや、これ結構大変なことですよ。
普通の人ならともかく、つい先月腹痛でものが食べられなくなり、食べ物の話を聞いただけで気分が悪くなり、栄養失調になるまで食事が摂れなかった私に食欲を自覚させたのですから。
ただ、惜しむらくはお客さんが少なすぎた。私を含めて二人しか劇場にいなかったんだから。
物語のハイライトとなる料理のシーンなどかなり制作者サイドの拘りが窺えたし、出てくる料理が悉くおいしそうだった。
それにしても、上戸彩も遂に「古狸」呼ばわりされるようになったんだな(笑)
映画の内容とは関係ないのですが、ラストで流れる主題歌はちょっと・・・・・・
どうしてだろう?日本の音楽産業関係者って、映画やドラマを含めて「物語」に対してどうしてああも「愛」がないのか?- 永遠の0
- 映画の尺というものを考えると、よく整理された脚本だったと思います。原作小説ファンからすると、結構改編されていましたが、一番の改変だなと思ったのは、企業のトップとなったかつての宮部久蔵の教え子「武田」が戦争を語るシーン。原作と異なり奥様と同席してのものではなかったし、何よりあの「新聞記者」がいなかった。読者サイドからみれば、彼=新聞記者は戦後日本の歪みの代表者であり、戦死した方々への無理解の象徴であり、現代日本人の傲慢さの具現化であり、結局は「悪役」なのですが・・・・・・やはり、テレビ(マスコミ側)制作では、あの部分の描写は遠慮したか・・・・・・ただ、主人公=宮部久蔵の孫=佐伯健一の学生時代の友人達が、「新聞記者」に代わって現代日本人の傲慢さを象徴していました。
他にも色々カットされた描写がありましたが・・・・・・まぁ言い出すとキリがない。
原作小説の感想は読書メーターに書いています。
出来ればもう一本くらい見たかったんですけどね。