人工知能とかスーパーコンピューターというのは、SFものの一つの華であります。
割と近作では、映画の「イーグルアイ」が私的に記憶に新しい。
最もメジャーなスーパーコンピューターといえば、「2001年宇宙の旅」のHAL9000でしょうか?
ちょっと古いやつでは、ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」のマイクあたりか、ナイトライダーのナイト2000もいいし、ややマイナーだが山田正紀の「襲撃のメロディ」も超電子頭脳がテーマだった。特撮で言えば、「大鉄人17」のブレインだったあるし、挙げていくと枚挙に暇がない。
すぐに思いつくものだけでも人により様々でしょう。
フィクション世界では、主人公の最高の相棒として、また最強の敵として実に使い勝手がいいキャラクターであります > スーパーコンピューター
ただ、現実の世界ではグリッドコンピューティングとかで、単体のコンピューターよりも複数のコンピューターを連動させた方が処理能力が向上したりと、なにげに単体でのスーパーコンピューターの存在は難しく、古典SFでのコンピューター設定はその存在自体が難しくなってきたりしているのですが・・・・・・
それでも、人間の処理能力を大幅に上回り、あらゆる事象を分析し、多重なタスクを処理するコンピューターの設定というのは何かと魅力的です。
拙作「13号」シリーズのビーやギルバートも一応そういうフィクション世界のコンピューター達を意識はしました。
で、次の連載予定作アイオンにも出す予定、但し、ビーほどに愛嬌はなし。
さて、そのアイオンですが、構想中のエピソードの公開順を変更して、現在公開中の第一章を引っ込め第二章に回す積もり。代わりに第二章に予定していたエピソードを第一章にすると。
その理由は、先行公開している「スズカの船」の主人公スズカを、第一章から出したいから。
彼女は当初の予定では、第二章に当たるエピソードからの出番だったのですが、構想を進める内に、主人公と深く関わるメインヒロインのポジションがどう考えても彼女になるから。
大事なメインヒロインなら、最初から出しておこうと。そういう計算です。
なので、最初は主人公達が出逢う話から始める積もりでしたが、スズカと出逢うお話をメインにしてスタートさせます。
ある程度書きためてから公開したいので、あと少しのお待ちを。