今週のウィザード!!
第二話に出ていたあのファントム、リザードマンだったのか。私はてっきりサボテンかと・・・・・・
お話冒頭、ワイズマンが登場。
しかも彼が生み出したのは、青い魔宝石。
え?魔宝石って一体・・・・・・
う~ん、ワイズマン=白い魔法使い説が濃厚になってきたな。
同一人物ではないにしても、かなり深いつながりがあるのは間違いなさそうだ。
それにしても、今にして思えば、赤い魔宝石を白ガルーダに運ばせたこととワイズマンがフェニックスの出動を許可したタイミングの絶妙さと言い、やはり晴人の存在そのものがワイズマンの「サバト」と深いつながりがありそう。
以前も書いたが、半年前、晴人が魔法使いの資格を得たあの謎儀式自体が、ファントムを大量発生させることは勿論、晴人を魔法使いに覚醒させる為のものだったのでは?
そして、ワイズマンのサバト=ファントムとウィザードとの抗争ということでは?
結論が出るのはまだまだ先ではありましょうが・・・・・・
しかし、その仮説で考えれば、ワイズマンが言った「お前(おそらく晴人)がもたらすものは絶望か、それとも・・・・・・」という台詞が実にしっくりくるのですよ。
個人的にウィザードのドラマパートが表現したいことというのが、前回のヴァルキリー篇でようやくはっきりと見えてきましたので、ここで新しい魔宝石が登場し、晴人との因縁深いリザードマンが絡んでくることは、ウィザードというドラマが新しいステージに入りつつあることを感じさせる。
ウィザードのテーマは「絶望を希望に変える」
それは、前回の和菓子屋さんのエピソードでかなり明確になりました。
今回は、もうひとつのテーマである「いまという現実を受け入れて生きる」が、売れない女優さんである千鶴に対する晴人の決断に繋がるのでしょうね。
そう、彼女にとって大切な人であった悟志はもうこの世にはいないという真実・・・・・・。
何しろ、彼女の前に姿を現した悟志=リザードマンなんですから。
そして、千鶴がゲートという皮肉・・・・・・
このあたり、前半パートで、晴人とコヨミが別行動を余儀なくされた状況がうまくお話に生きてます。
そういえば、
メデューサ=ゲートを見分けることができる
コヨミ=ファントムを見分けることができる
ことから考えて、この両者にもなにがしかの関係があるのかも。
そして、それもまたワイズマンの掌の上のことだったりして・・・・・・
ところで、悟志の映画のタイトルが「夢の道」というのは、晴人役の白石隼也くんが出ている映画が「ゆめのかよいじ」だからなんでしょうか?