「デンジャラスラン」・・・デンゼル・ワシントンが主演です。
デンゼル・ワシントンといえば、私にとっては「悪魔を憐れむ歌」
「悪魔を-」では、悪魔と対決する刑事を演じていた彼が、この映画では「悪魔」
皮肉な話のようだが、最後まで見ると、別に悪魔ではなかったでござる。
というか、もっと悪い奴がいっぱい出てきたから(爆)
今年見た映画として「裏切りのサーカス」がありましたが、私はこういうスタイリッシュではないエスピオナージものが結構好物です。
邦画でも未見ながら、「外事警察」のような世界観の映画、人によって好き嫌いが分かれるでしょうが、好きですね。
裏切り、謀略、暗殺が当たり前の世界・・・・・・身近にあったらたまったものではないが、海外、特に英国などではそれが外交の裏舞台として当たり前という認識があるのかもしれません。
日本では、結構アレルギー反応を示す人が多そうなじゃんるではあるが。
で、この映画、最後の方では「バディもの」の様相も呈しておりまして・・・・・・
最後、ネタバレを言えば、デンゼル・ワシントンは死にますが、恐らくは彼がやろうとしていたことは、若いエージェントによって・・・・・・
ひょっとしたら、デンゼル演じる元CIAの裏切り者は、謀略でグチャグチャになった世界の裏側を一旦リセットしたかったのかもしれませんね。
それくらい、彼は世界の裏側に身を沈め、そして絶望していたと。
ならば、その所行はやはり体制側に身を置くものにとってはやはり「悪魔」だったと。