今週のダブル!
結論から言えば
・遂に最強フォーム「サイクロンジョーカーエクストリーム」お目見え!
・やっぱり、今回も女が主犯だったかorz
翔太郎、遂に挫折・・・
失意にうちひしがれながらも、10年前の事件
鳴海荘吉が手がけた事件の落とし前をつけんとする翔太郎・・・まさに漢と書いて男!
三条脚本は、「燃え」の要素を押さえてくるなぁ!
一方、アキコの助言もあり、再び翔太郎とのコンビを復活させることを決意するフィリップ。
ダブルは兵器じゃない
強いだけのダブルでは意味がない
君の優しさが必要だ
実に憎い口説き文句です。
そして、二人がダブルになったきっかけは鳴海荘吉の志を受け継ぐこと。
だから、二人がダブルの新しいステージに突入するきっかけも、鳴海荘吉の存在が不可欠ということか・・・
このストーリー構成力は、凄すぎる……
一方で、自身の予想を遥かに超えた翔太郎とフィリップの絆と力に驚愕するシュラウド。
対照的にエクストリームの顕現を予測していたテラーパパ。
皮肉なことに、協力者たるシュラウドよりも敵の首魁であるパパの方が翔太郎、いやあのコンビを理解(或いは信頼か)しているとは・・・
そのテラーパパ、エクストリームの顕現をともに見る相手に、タブー姐さんではなく若菜姫を指名。
パパの頭の中では、後継者は姐さんではなく、若菜姫だということか?
姐さん、男にばかりいれあげるから見切られたか・・・というのは冗談にしても
井坂に入れあげているから、などという理由で、あのパパが姐さんを見限るとも思えない。
なら、これはパパにとっての既定路線?
ストーリーの進捗とともに、パパの謎はさらに深まっているような・・・
そもそも、あの人は本当に「敵」なのか?
いや、もう人間なのかどうかさえ怪しくなってくるな。
ダブル、タブー姐さん、井坂先生、若菜姫、そして恐らくはシュラウドまでもが、テラーパパの手のひらの上?
自由なのは、アキコとミックだけだったりして(笑)
そして、姐さんといえば・・・
今回の姐さんも怖かった・・・
野獣のような男を手駒として使い回し、ひとりの男の人生を10年にわたって狂わせる・・・
「最凶」という意味では、テラー姐さんすら上回る極悪ぶり。
その姿は、もう人間だったものの形すらとどめていない、最も異形のドーパント。
その異形にして最凶のドーパント、ゾーンドーパントことベルに過去と同じ過ちを犯す翔太郎。
・・・学習せいよ!って、それが彼のハーフボイルドな良さともつながっているのだけれど・・・
ただ、私の記憶の限りでも、今回と同種の失敗は
ティラノ姐さん(第二話)
ジャスミン(第二十一・二十二話)
に続いて三回目なのでした。
さて、劇中流れていた曲
あれタイトルは「Nobody's Perfect」
歌っているのは、「ビギンズナイト」で鳴海荘吉を演じた吉川晃司なんですと。
吉川晃司、TV版でも出演してくれないかな?
もうひとつ、来週と再来週の脚本は「劇団☆新感線」の中島かずきさんだそうです。
役者さんもそうですが、ダブルスタッフ、演劇畑から人をうまくひっぱってきますね♪
最後にパワーアップフォームである「サイクロンジョーカーエクストリーム」について
変身プロセスを見ると、なんとなくひとりで「ちょっとくすぐったいぞ@ディケイド」のような感じ。
中央がクリアなのは、ダブルがキカイダーなら、エクストリームはキカイダー00(ダブルオー)ということか?
念のために一筆加えると、00はテレビ未登場のキカイダーにして、キカイダー兄弟の末弟です。
エクストリーム発動後、ベルトで風車が回転するのは、やはり「仮面ライダー」であることのこだわりですね。
必殺技は、以前井坂相手に見せた「ツインマキシマム」ならぬ「クワッドマキシマム」
これ、キック技はあるのでしょうか?
平成ライダーは、パワーアップすると途端にライダーキックの割合が減るから、その部分だけ心配です。
しかし、毎度感想を書いていて思うが、三条脚本は見所が多すぎる!(褒め言葉です)
(蛇足)
シュラウドの悔しがりようを見ていると・・・
フィリップ=(溺愛している)息子
翔太郎=嫁
シュラウド本人=姑
に思えてくる(爆)
照井竜は・・・本来母親が息子の嫁にと用意していた知り合いの器量よしの娘さんか?(笑)
アキコは・・・嫁の実家のおかんか、さもなくば、同じアパートに住んでいる近所の面倒見のいい(でしゃばり)おばさん?
・・・こうしたネタに食いつくかどうかが、腐女子かどうかの分かれ目です(笑)